飼育工程

種付け・妊娠期

豚の生産の中でもっとも重要なのが、種付・妊娠期です。
弊社では、人工授精による種付けを行っております。人工授精を行うことで、優良なオスの精液を安定して供給し肉質が安定、規格の揃った豚肉の生産が可能となります。また、同時に複数頭の人工授精を行えるため、作業の効率化・省略化が図れます。
種付け後3週間で1回目の妊娠鑑定を行い、妊娠の確認が取れた雌豚は妊豚舎へと移動します。種付け後6週目に2回目の妊娠鑑定を行い、分娩予定日の約1週間までを妊豚舎で過ごします。
豚の妊娠期間は約114日で、一年間に約2.5回の分娩を行います。

哺乳期

妊豚舎から分娩前約1週間で分娩舎に移動し、ようやく分娩が始まります。
母豚は1回の分娩で12~14頭の子豚を産みます。そして産まれたばかりの子豚は、初乳(分娩後48時間以内の母乳)を飲み、母豚から病気の免疫をもらいます。(移行抗体)この初乳をしっかりと飲ませることで、健康で丈夫な子豚へと育ちます。
また、分娩舎は母豚と子豚の快適に感じる温度に差があるため、子豚が暖を取るためのヒートパネル(湯たんぽのようなもの)をすのこの一部に配置し母豚と子豚の両方が快適に過ごせるようになっています。
子豚はここで生後約21~22日間を過ごし、母豚と別れて離乳舎へと移動します。一方、母豚は離乳後約5日で発情再起し、種付けを行います。

離乳・肥育期

子豚にとって最もストレスがかかるのがこの離乳です。母豚から離れ、他の子豚と初めての対面、そして母乳から人工乳・配合飼料へと変わり、環境が大きく変わるためです。
弊社では、その中でストレスをできるだけ軽減するように、遊び道具を入れたり、子豚の大きさをできるだけ揃え導入しています。
離乳舎では約70日齢・約30キロまで過ごし肥育舎に移動します。
肥育舎では約180日齢で約115キロを目安に出荷されます。